アフィリエイト戦略

訪問者視点でのサイト作りを目指し考え抜く

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まずは基本的なターゲットとして新規リピーター

 

イメージしたターゲトを明確に設定し、new repeaterターゲットごとにサイトへの進入そして回遊、最終目的であるコンバージョンの発生までを知ることで効率的な分析が可能となる。

 

とは言え、最初から細かくターゲットを設定するのは難しいと思う。まずは基本的な「新規訪問者とリピーター」この2パターンの分析を行うと良いでしょう。

 

  •  新規訪問者 = 初めて自分のサイトに訪れた方 
  •  リピーター = 2度目以降に訪問された方

 

もっとわかりやすく例えるなら。

 

  •  新規訪問者 = お店に初めて来た方 
  •  リピーター = お得意様 or 常連さん

 

新規訪問者の特徴と確認すべきポイントとは

 

規訪問者の傾向としては、訪れたサイトに慣れていないこともあり、迷いやすく直感的な操作をする。サイトに興味を持たなければ短時間で直帰してしまう。

 

新規訪問者 の分析で意識しておきたいポイントとして...

  •  サイト内における情報やサービスで、いかに興味を持たせるか
  •  関心を引き、いかに主要とされる方向へ誘導できるか
  •  どうすれば直帰されないか
  •  どうすれば再訪問、更にリピーターとなっていただけるのか

 

いま運営しているサイトで、新規訪問者の直帰率がリピーターに比べかなり高い場合は、訪問者の印象として「サイトの目的が曖昧で何のサービスを提供しているかが分かりづらい。更にはサイトが使いにくい。」と感じたかもしれない。

 

「いや、サイトの目的も明確で魅力的なサービスも提供しています。」とはいえ再訪問がほとんど無い場合、サイトやサービスの魅力を適切にアピール出来ていない可能性がある。

 

新規開拓のために広告を使い、多くの集客ができたとしてもアクセス解析の結果を見て新規訪問者が少数であれば、目的を達成できているとは言えない。このような場合、早急に広告の見直しをしなければ、広告費用が無駄になってしまうかもしれません。

 

リピーターの特徴と確認すべきポイントとは

 

ピーターの傾向としては、そのサイトに目的を持って訪問されている方が多い。「お問い合わせ・資料請求・商品購入 etc... 」の意思があり、コンバージョンへ繋がる確率が高い訪問者と考えられる。

 

 リピーター の分析で意識しておきたいポイントとして...

  •  いかに訪れた目的のページへ誘導できるか
  •  リピーターを定着させるための情報を発信する
  •  コンバージョンに至るまで意欲を喚起し維持させる
  •  コンバージョンプロセスで離脱させない

 

このようなポイントを抑えていき、トップページから主要コンテンツまでの移動や離脱率を調べることで、どのコンテンツに需要がありそして離脱される場所はどこなのかが浮き彫りになってくるだろう。

 

「どこが多くクリックされているのか?どのコンテンツを経由した時にコンバージョンに繋がりやすいのか?サイト内の検索や入力フォームなどで離脱されやすい場所はないか? etc... 」どうすればサイト内を回遊しゴールへ誘導できるかといった視点での分析が必要となってくる。

 

このように整理することで、見るべきポイントをシンプルにできる。どのように分析すればよいか迷子になった時には、このようにターゲット別にポイントを絞ることで分かりやすくなると思う。

 

新規訪問者・リピーター分析の例として

 

新規訪問者とリピーター別の視点を持つことで、実際どのような分析結果が出るのだろうか。

 

case A目的として会員登録させたいためページに広告を出した。集客はあったが新規会員登録はほとんどない結果となった。


bunseki新規訪問者の集客は多くあった。しかし、そのほとんどは直帰していた。その反面、リピーターの直帰率は低くログインへ進む傾向が見られた。

広告をクリックした際、飛び先のページが直に「会員登録・ログインページ」となっており、新規訪問者へ会員登録することでのメリットを充分に解説できていない段階で、登録画面へ無理に誘導してしまったことが離脱の要因と考えられる。

 

case B新規の訪問者が多くあるサイトで、資料請求ボタンもページのわかりやすい場所に配置しているが、新規顧客からの資料請求はほとんどなかった。


bunseki資料請求ボタンをクリック後の入力フォームにおける新規とリピーターの比率をそれぞれ分析してみたら、ある特定の入力フォーム以降で新規の比率が激減していることがわかった。実際に客観的な視点をとり入れたフォーム確認をする。

結果、初めて訪問する方にとってはわかりづらく、さらに入力する際に戸惑う所がいくつか存在し、コンバージョンへの強い意欲がなければ離脱される可能性が高いフォームであるということが判明した。

 

case C新規獲得のため、SEO対策をしたいがどのようなキーワードにすべきかが曖昧であった。


bunseki新規とリピーター別に検索進入されたキーワードの一覧を作成。するとほとんどがサイト名に絡んだキーワードでのリピーターで占められていた。

結果、「商品・サービス・イベント」などでのキーワード検索による新規訪問者のコンバージョンは発生していたが少なく、目的ページでのSEO対策も不十分だったため、新規獲得のためのキーワードでのSEO対策が必要であることがわかった。

 

考え抜け!訪問者の視点でサイトを作る

 

新規 or リピーター別にサイトを分析することは、それぞれの視点で訪問の目的や問題点を炙り出し考えることに繋がる。「訪問者側の視点に立ったサイト作りが重要」とよく言われる。

 

しかし実際、サイトをどのように作りそれを分析し改善していけばよいかは容易ではない。だからといって、最初から構える必要もない。

 

サイトを立ち上げた時から、完成されているサイトなどほとんどない。そのためサイトに訪れる訪問者の動きを分析し、そして改善を積み重ねていくことが重要となる。

 

「このような訪問者なら、何を求めて訪問し、どのように回遊して、目的へと...」と日頃からイメージする癖を付けることが、訪問者の視点でのサイト作りへと繋がる。

 

脳ミソに汗をかき考え抜くしかない。そして、訪れた人が少しでも有意義と思っていただけるようなサイトを作っていきたいものです。

 

「サイトリニューアルの前にアクセス解析で整理」

・・・へつづく・・・

 

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