アクセス解析

サイトリニューアルの前にアクセス解析で整理

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アクセス解析を使いサイトリニューアルを成功へと

 

Q... 何のため?

サイトリニューアルは何のために行うの?

A... 成果UP!

より効率的に成果を出せるよう達成可能なサイトに近づけるのが目的

 

リニューアルは何のため?と聞くと「新しい商品や資料(情報)renewalを扱うようになった」「新しいイベントやサービを発信するため」「サイトを立ち上げて数年経つから」このような回答が多いのではないだろうか。

 

当然そのような場合には、大きくサイトのリニューアルを行うだろう。サイトリニューアルの際は時間と労力を使うわけだから、ただなんとなくのリニューアルではもったいない。

 

やはりサイトリニューアルの目的としては 「今のサイトよりイメージしている目標を、効率的に達成可能なサイトに近づける」 ことではないだろうか。

 

アクセス解析により現状を把握する

 

今のサイトの問題はどこにあり、さらに数値を伸ばすためにはどうするべきか?現状をしっかりと把握しサイトの目指すべき方向が明確でなければ、迷路でいつまでもさまようこととなり目標としているゴールにはいつまでもどり着けない・・・

 

そのためにもまずは「目標・web戦略」に対し、今の立ち位置を確認しサイトが正常に機能しているかを把握するための「現状の分析」を行う必要がある。

 

それで何を分析していけばいいの?

「現状の分析」には、個人の訪問者 or グループに対して直接意見を聞いたり、アンケートでの調査がある。しかし、これには「時間・労力・費用」をかけなければいけない。

そこで、手軽にできるのはアクセス解析を用いてのデータ分析である。では、数多くある分析視点の中でどのように分析すれば良いのか?それは、サイト内の役割に応じて分析することで効率的になる。

 

analyze客面...「訪問者の興味に応じた集客~イメージしたターゲットの集客(無関係な検索進入はないか)~進入経路に適した着地ページの設計」などのデータ収集。


  • 進入経路の分析...「広告・リンク先・検索エンジン etc... 」からイメージ通りの集客ができ、そのコストパフォーマンスは?これらの分析より今後の集客の施策で、考えておくべきポイントと弱点を把握する。
  • 検索進入の分析... 訪問者にどのようなニーズがあり、それにどの程度応えることができているか。その訪問者は直帰していないか。それに繋がるSEO対策は充分行われているかを把握する。
  • 着地ページの分析...「広告・リンク先・検索エンジン etc.. 」からの進入後、イメージしているページへ適切に着地することができているか。それに対して今後、複数の入口ページを持つべきか絞るべきかを検討する。
  • ターゲット分析...  新規の獲得に成功しているか。「広告・リンク先・検索エンジン etc.. 」からの無関係な検索進入は多くないか。イメージしている適切なターゲットを集客できているか。これらを把握し集客の問題点を探る。

 

analyze遊面...「訪問者の閲覧環境・目的に適した情報提供・レイアウト・リンク」サイト構造改善のためのデータ収集。


  • ナビゲーション機能の確認... 主要のナビゲーションは効果的に利用されているか、配置に問題はないかを分析して適切なレイアウトを検討する。
  • ページ間移動状況の分析... ルートの状況からニーズや妨げとなる障害を把握し、強化すべき部分と回遊性が悪い部分の修正を検討する。回遊性を高めるため、結ぶべきコンテンツ同士を把握。
  • ページ滞在時間の分析... ページの情報量と訪問者が滞在する時間は妥当かを算出し、適切な情報量及び記述のスタイルを検討する。
  • クリック状況の分析... クリック状況の検証により「クリックされやすい配置・配色・リンク・ボタンの並べ方・スクロール状況」を把握し、今後の「レイアウト・画面サイズ」を検討する。

 

analyzeンテンツ面...「また訪れたい」と思うような、関心を引くコンテンツはあるか?訪問目的を充分に満たすだけの情報は掲載されているか?現状より増やすか省くかを考える。

 

analyzeンバージョン面... 入力ページなどにおける、コンバージョンのロスは発生していないかを把握。現在使用中のフォーム機能で問題はないか、「項目の量は・・・?内容は適切か・・・?離脱ポイントはないか・・・?」などを把握し、フォームの改善を考える。

 

無戦略のリニューアルはtaboo!

 

「分析 or 確認 or 把握」あれやこれやと忙しく感じると思う。しかし、なんとなくでの無戦略のリニューアルはtabooです。

 

アクセス解析を使い各項目を分析把握して、効率よく目標を達成できるサイトを目指し、それに近づけるべく適切な改善策を考え戦略的にリニューアルを行うことが大切です。

 

戦略のないリニューアルさらに手抜きとなれば、多くの費用と時間を無駄にしてしまい場合によってはサイトの離脱率が増加し、最悪な結果としてコンバージョンにも影響が及んでくる危険性もある。

 

そのようにならないためにも、サイトの見直しとリニューアルは計画的に...

 

分析の際にココだけは気をつけたい

 

季節変動要素のあるページには注意

サイトのページによっては、時期により数値が大きく変動することがある。季節物の商品を扱っているサイトでは、訪問者の動きも通常とは異なってくる。

季節変動要素の多いサイトの場合、その期間を見極める必要がある。季節や時事などで、サイトへのアクセス数やコンバージョンに大きな変動がある場合には、分析する対象の期間に気をつけたい。

 

訪問者の中身に注意

複数人でサイトを運営している場合、訪問者には注意する必要がある。そのサイトに訪れる人の中には、「サイト関係者からのアクセス・競合サイトからのアクセス」も含まれている。

この除外したい訪問者のアクセスが、集計結果に影響を及ぼすことも多いため、これらを省いての分析が必要となる。なぜならこのような訪問者は、一般の訪問者とは全く違う行動をとるからです。

計測したくない訪問者の数値をカットしたい場合、アクセス解析ツールの「IP除外設定」を行いましょう。

 

全てはイメージする目標のため1つ1つを明確に!

 

分析するサイトが1サイトでも、商品やページごとにターゲットが分かれている場合がある。このような場合、面倒でもそれぞれのカテゴリ別に分析する必要がある。

 

アクセス解析ツール導入の時に、どのカテゴリで分けるのか各カテゴリでの目標達成は何かを明確にしておきたい。

 

工夫をしてアクセス解析ツールを使い続ける

 

「リニューアル完了!もう大丈夫...」これでは意味がない。リニューアル後もツールを使い分析を続けないと、PDCAサイクル 「Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)」 を回すことはできない。

 

PDCAサイクル
目標達成に向け一歩先のPDCAスパイラルへ!

[toc]   そしてPDCAスパイラルで本気の目標達成へ!   前回の 「なぜ回らない?PDCAサイクル...」 では、PDCAがなぜ徹底できないかについて考え掲載した。 &nb ...

 

分析するための資料や情報源の確保・設定ができていないと途中での挫折も考えられる。

 

PDCAサイクルを回し続けるには、「直ぐに見分けられるタイトル・ページごとに正しく分ける・新規に追加されたページの設定・ルール etc... 」を明確にしておく必要がある。

 

アクセス解析ツールを導入使いこなすためにも、無駄にならない事前設定と効果的な分析で強いサイトを作って行きたいものです。

 

「更なるコンバージョンアップに向けPDCAを回す」

・・・へつづく・・・

 

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