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「当たり前」のレベルでしょ? でもその基準ってなに?
あなたは、このサイトに当たり前に来て、当たり前に帰っていくのだろう...しばし、お待ちください。貴重なお時間だと思いますが、その「当たり前」について少し考えてみませんか?
あなたにとっての「当たり前」ってなんでしょう?「当たり前のことを、当たり前にできる」一見、簡単そうだが奥が深い。人によりそのレベルは様々ですが、多くの人は「当たり前のことが、当たり前にできない」という壁に直面した経験があるのではないだろうか。
その世界での「当たり前」といわれることが、できないのである。なにかを極めると決めたとき当たり前のことを当たり前にできるようになり、そのレベルを上げるためにも大切な時間を費やする。
「当たり前」という言葉を、調べてみると「普通のこと・当然のこと・ありふれていること・並み」と記されている。僕自身この中の「並み」という言葉に大きく反応した。「当たり前=並み」なことができないとなれば、プライドなどは木端微塵(こっぱみじん)に吹き飛んでしまうのではないだろうか。
しかし専門職の世界では、当たり前のことができるようになれば一人前の扱いをうける。これはレベルの高い当たり前ということだろう。「当たり前」に対する解釈は人それぞれ異なるのは確かですが、物事を良い状態でキープし更に進んでいくには当たり前のレベルを上げる努力も大切です。
当たり前といわれることを普通にできる。それは最低限のことでもあり、更に上を目指すのであれば自分にとっての当たり前のレベルを上げていく必要性がある。
「当たり前のレベル ➟ その人の意識レベル」 といえるだろう。
あなたも一歩先の当たり前へ
当たり前は育てることでレベルも上がっていきます。当たり前のレベルの高い人が、最初から知識があり高いスキル(技術)の持ち主とは限らないです。
そこに至るまでは、必ず通らなければならない道があり、いろいろな問題をクリアーしてレベルの高い当たり前になっているといえるでしょう。
誰しもいままで経験のないことを始めるにあたり、当たり前のレベルは低い位置にある。でも 「継続 = 習慣」 これが身につけば、確実に当たり前というレベルが上がっていく。
続けること継続する。言葉では簡単に聞こえるが、多くの人ができないことでもあります。それは、続けている間に「それ自体に価値を見出せない・飽きた・続けている途中で、不具合や問題が発生 etc...」人それぞれだと思いますが...
でも意識レベルの高い人は、継続することに意味があると知っているため多少時間がかかっても継続しながら解決していきます。難しいことではありますが、やはり継続するということに勝るものはないのではないでしょうか。
当たり前のことを、当たり前に出来ないダメな私。ではなく、当たり前のことが出来るまで続ける意志があるかどうか?これに尽きると思います。
レベルを上げるには人それぞれ早い遅いはあるが、そこが問題なのではなく一つ一つ上のレベルへ確実に上がり、継続していけるかがとても大切な能力といえる。
最初は大変な当たり前のことが習慣になれば、苦ではなくなる。仕事でもビジネスでも始めたころは覚えることも多く大変だったことも、続けることで習慣となり当たり前となる。そして一歩先の当たり前を意識して、並みといわれる当たり前はサクッとこなしたいものです。
当たり前のレベルが高い人って?
そのような人たちも、最初から当たり前のレベルが高かったとは思えない。一つ一つのステップを確実に潰していき泥臭いながらも継続してきた結果、高いレベルの当たり前ができ上がったのだ。
当たり前のレベルを上げるには意識の問題でもあり、いま自分の持つ能力より高めの目標を設定し、そのハードルをクリアーすることでそのレベルが高まっていく。当たり前のレベルの高い人の共通点として、人から教わるのではなく自ら何かを得ようとする心構えがある。
レベルを上げるにあたり、ここには大きな差がでてくる。「人から常に教えてもらいレベルを上げる人・試行錯誤しながらも自ら技術を得ようとする人」
前者は、不具合が起きたときに常に誰かのアドバイスを求め不安が付きまとう。後者は、常にどうすべきかを考え解決の方法などを模索し行動しているため不具合が起きても解決できる。
この溝は年月が経てば経つほど、その差は大きくなるといえる。片や誰かを頼る。片や自立した考えを持つ。同じ条件でスタートした両者であっても暫くすると、後者の方は遥か先の当たり前のレベルで行動していることになる。
もしあなたが独立して起業を目指すのであれば、当たり前のレベルを上げ続ける努力を怠ってはいけない。これは最低限、肝に銘じておく必要がある。
そして月日がたち、少し立ち止まって振り返ってみたとき「あんなことやこんなことは」できなかったけれど、いまはそれが「当たり前」にできていることに気づくだろう。