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ライティングスキルより大切なこと忘れていませんか?
「アフィリエイト・ブログにはライティングスキルは必要不可欠です」と言い切ると、文章の書き方・構成など、難しく考えてしまいませんか?
確かに文章の表現力や画像・映像を使い閲覧者にイメージさせる技術も必要なのですが、まずは最も基本的な事として読み手にしっかり伝わっている文章なのかが重要です。
ポイントとしては...
この部分を意識することで伝わりやすい文章になり、少しのコツを身につければ文章力は驚くほど上達します。
「わかりやすい」にはコツがある!
わかりやすい文章に仕上げるには閲覧者側から考えると、「読みやすい・理解しやすい」この2点が大切になってきます。
つまり...
- 論旨は明確に伝わっているか?
- ストレスは感じないか?
この部分が重要となってきます。
「 論旨は明確に」そして「ストレスを感じさせない」
論旨は明確に伝わっているか
- 一文を短くする
- 結論を先に、理由は後で
- あいまいな表現はさける
- 受け身的な表現はさける
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✔一文を短くする
句点(。)のない一文が長い文章は閲覧者に切れ間を与えないため、伝えたいこともぼやけてしまい、なにがいいたいのかわかりづらくなってしまいます。
長文になってしまう例として、「・・・が、・・・で、・・・が」と使うことで文を回転させるに便利なため安易に使ってしまいがちです。
明確に伝える文章として、「・・・です。・・・しました。・・・でした。」と短く言い切ることでシンプルになり説得力も増します。
文章を書き終えた後で、句点(。)を入れられる場所はないか再検討してみてください。
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✔結論を先に、理由は後で
企画書及び提案書などは、結論を先に示すのが鉄則といわれています。webサイトも同じく、相手に伝えたい結論を最優先に書くことを意識することです。
「理由の後に・・・ ➟ 結論」ではなく「結論の後に・・・ ➟ 理由」この流れを意識すれば、無駄のない文章に仕上がります。
これで文章全体がわかりやすくなり、冒頭に注目できるため拾い読みがしやすくなります。
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✔あいまいな表現はさける
あいまいな表現が多い文章では、歯切れも悪く説得力も弱まります。迂回した表現などは極力さけたいものです。
「など」「そのほか」「可能性」このような表現は安易に使いがちです。不要なケースがほとんどなため、必要性があるか考えて使用することです。
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✔受け身的な表現はさける
「使われています」「変えられてしまう」このように「・・・される」という受け身(受動態)表現を使うことで、文章が後ずさりしてしまい相手に伝わりににくくなってしまいます。
伝わりやすくするためにも能動態に変えることです。「使われています ➟ 使っています」「変えられてしまう ➟ 変わります」これで論旨も相手にはっきりと伝わります。
ストレスは感じないか
- 読点(、)は自然な位置に
- 接続詞は少なめに
- ひらがなを多めに
- カタカナを効果的に使う
- 文末はクドくしない
step
✔読点(、)は自然な位置に
読点(、)を入れる場所として「息つぎ」の所に入れるのが自然です。読点が多く使われている文章からは、せわしく息つぎをしているような印象を受けます。
読点は息つぎが必要な場所だけと意識することで、自然で流れのよい文章になります。
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✔接続詞は少なめに
「なお」「しかし」「そして」「および」「または」「だから」「あるいは」など、接続詞は文を接続する語です。使いやすいため頻繁に用いると、文章がゆるんでしまいダラダラとした長文になってしまいます。
接続詞の使用はなるべく控え、「や」「と」「、」でつなぐことで文章全体がすっきりしスマートになります。
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✔ひらがなを多めに
漢字が多い文章だと、読みにくさと堅苦しさを感じます。最近では本・雑誌などのも、難しい漢字はひらがなにする傾向があります。
webサイトもひらがなを多めにすることで、閲覧者にやさしいサイトになります。
特に「固有名詞・四字熟語・慣用句」など難解な漢字で雰囲気を伝える場合には、(カッコ書き)で読みがなを振ると親切です。
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✔カタカナを効果的に使う
文章の中に、「擬音語(音の表現)・擬態語(動作や状態の表現)」をカタカナにすることで読み手がイメージしやすくなり、文章全体も華やかになります。
独特のニュアンスを伝える手法として、「ヘン(変)」「ワケ(訳)」「コツ」「ブレ」などを用いてもよいです。
カタカナだと明らかにおかしい場合は、区別しやすいように「カギカッコ」で囲むテクニックを使うと便利です。
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✔文末はクドくしない
読んでいて気持ちがよい文章として、文末は短くすっきりしていたほうが印象もいいです。
最近では「・・・させていただきます」という、やや過剰な敬語を使う傾向があります。表現が過剰に感じ文末も長くなるため、次の文にスムーズに入りずらいデメリットがあります。
「・・・させていただきます」ではなく「・・・いたします」「・・・とします」と、することでスマートな文末になります。
必ず最後に客観的な視点で読み返すこと
最後に必ず再度読み返し確認すること
無駄がなくスッキリスマートな文章は、閲覧者も読んでいて気持ちがいいものです。そのためにも文章を書き終えたら終わりではなく、「論旨は明確に伝わっているか・ストレスは感じないか」を客観的に読み返してみて修正を心掛けましょう。
どうするアフィリエイト?どうするライティング?
最後にライティングスキルをつけるにはどうすればいいかを、考えてみたいと思います。さてあなた自身、アフィリエイトやブログに必要なライティングスキルを学ぶにはどのようにしてますか?
「文章の書き方」「文章の構成の仕方」の本や教材で学ぶなどやり方は様々です。あくまで基本を身につけるには本や教材も必要ですが、でもこれでは教科書通りの文章になってしまいがちです。
他のサイトとの差別化を図るためにも、オリジナルな文章を意識して書く必要があります。ではどうすればいいのだろうか... 答えは至ってシンプルです。
多くのサイトやブログなどを訪問し、多くの文章を読むことです。その中で、自分のサイトやブログにマッチする良い記事や文章があれば、よく観察しそこから学ぶのです。
特にアフィリエイトではアフィリエイトする商品を売る、というライティングスキルが必要となります。ビジネス書や専門書を読むのも大切ですが、web上にあるいろいろなサイトを訪問し閲覧することでその知識は自然と身についていきます。
web上にはどれだけの時間を費やしても、全てを読みつくせないほどの文章が書かれています。その様々な文章の中から学ぶことができます。なぜなら、「良い文章・悪い文章」 「伝わる文章・伝わりにくい文章」とメリットやデメリットを感じとることができるからです。
「悪い文章・伝わりにくい文章」を知ることで、「良い文章・伝わる文章」の書き方がわかってきます。そのためにも、とにかく多くのサイトやブログを訪問すること。そして多くの文章を書いてみることです。
ライティングスキルをつけるには、まずは質より量をこなすことです。質は量をこなすことで自然と身についていきます。