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ブランドとは?その意味するものとは...見えない資産
どんな市場でも成功するにはセルフブランディング(自己ブランディング)は不可欠です。セルフブランディングとは・・・他の人とは違うある種の個性・能力を持ち、他の人からも認められることを指す。
団体や企業ではなく一人の人物にフォーカスしたブランディングのことで、自分をブランド化するということ。今回は、このブランディングの必要性・戦略について考えてみようと思う。
ブランディングとは企業が自社や商品・サービスに対して、顧客にとって価値のあるブランド(信頼性・共感)を築くための活動を意味する。
競合する企業の中でブランドの特徴や商品・サービスの違いを明確に提示し、興味・関心を高めることで企業にとってもメリットのある顧客の獲得ができる。
企業や商品・サービスに対して、顧客の頭の中に形成されるブランドイメージ。これは物としては存在しないが、企業にとっては資産となり非常に大きな価値となる。
ブランドイメージを浸透させるにはいろいろな手段があるが、中でもより多く情報を発信するためにはwebメディアは欠かせない。
有益な情報を発信することでブランドを形成できるサイトやブログ。イメージカラーというように、印象づけるためには「カラー・デザイン」も大切なことです。
ブランディングがユーザーの心をとらえる
いま、このブログを訪問していただいているあなたのネット環境は、どのようなものでしょう。部屋に無線・有線LANが設置されており、PCの電源ONで簡単にインターネットに接続できる環境でしょうか?またはスマホを使い手早くアクセスできる環境でしょうか?
近年ではインフラも整い知りたい情報も簡単にサクサク検索し知ることができる。欲しいモノがあれば簡単に安くネットで購入できるというとても良い時代です。
その一方で需要と供給のバランスを考えると、供給側が圧倒的に多い状態となっている。供給する側が多いということは、そこには商品・サービスの機能や性能に対しての差別化が厳しくなり、最終的には低価格競争が起きてくる。
価格を下げるということは何かを削り最悪は、利益まで圧迫されるという厳しい経営状態となる。このようなラットレースは誰しも望んでいないだろう。ここで重要となるのが、ブランディングということになる。
ある著名人の言葉で 「ブランドは価格競争を避けるためにも大きな役割を果たす」 と言っている。これは価格に限らず、いろいろな競争を避けるためにもブランドは活躍してくれる。
例えば、あなたならどちらを利用するだろうか?
- Google・Yahooといったブランドの浸透している有料ツールやアプリ
- 聞いたことがない無名の有料ツールやアプリ(でも半額!)
ほとんどの人はブランドの浸透している方を利用するのではないだろうか?料金は無名ブランドの方が低価格にもかかわらず、高い方を利用するのはなぜだろう。
やはり疑うところは、商品の質や購入後のサービス・アフターのこと。安いということは、それなりの理由があると考えるのが通常だろう。このような考えを与えることが出来るのが、ブランディングの効果と言えるでしょう。
市場でのブランドが強く浸透していれば、「品質・サービス・アフター」が良いというイメージがあるため、それだけでも差別化要素となり価格競争から逃れることができる。それだけブランドとは生き残るためにも欠かせないものということです。
ブランディングが生みだすメリットとは?
ブランドイメージが浸透していれば、同一商品の中でも最初に選び出してもらえ購入率も高くなる。
ブランドイメージが確立されていれば、商品・サービスに対しての品質の良さ信頼性を獲得できているため差別化の要素となる。
過去に同ブランドの商品を購入し、良いものだという満足を得ているので同一商品の中から選択する際、そのブランドを無意識に購入の候補(リピート)として選択する。
企業イメージや商品が知られていてブランドが形成されていることで、プロモーションなしでもその商品を選択してくれる可能性が高い。
これだけでもブランドの持つ力は大きい。価値観や考え方は人それぞれなのでブランドに対するのイメージも様々ですが、同一商品の中から購入候補としてあるブランドを毎回選択するということは、そのブランドのファンということでもある。そしてそれはライフスタイルにも大きく関係していることでもある。
ブランドイメージを形成できる最強のツール
インターネットを使ってのいろいろな戦略はあるが、目的は明確でなければいけない。そしてそのインターネットを使いブランドイメージを形成するにあたり、サイトやブログは最強のツールといえる。
数年前まではインターネットの環境も整っておらず利用者も少なく、企業や商品のことを知ることができるのは、テレビや紙媒体(雑誌・新聞)などといったもので企業側から一方的に発信される情報でイメージしていた。
最近ではインフラも整いインターネットの利用者も増えてきてそれとともに、検索エンジンも進化しソーシャルメディアも発展しているので、企業や商品について知りたい情報を簡単により多く取得できるようになった。
それにより一方的に発信されていた、テレビや紙媒体(雑誌・新聞)などの情報プラス、web上にあるさらに多くの情報を知ることができるようになった。
ということは人が何かを購入しようと考えたとき、GoogleやYahooなどの検索エンジンを使い、欲しい商品のことを調べているということになる。
このようなプロセスが加わってきたことで、インターネットを使ってのブランディングやマーケティングに注目が集まっている。企業ブランディング・セルフブランディング問わず、サイトやブログを使いターゲットとしているユーザーに有益な情報を発信することで、ブランドのイメージを形成していくことができる。
例えば、ある女性が...
ダイエットに挑戦しても継続できず悩んでいました...
インターネットでGoogleやYahooなどの検索エンジンを使い調べてみると「簡単に痩せられる・すぐに痩せられる」といったサイトが多く「簡単に痩せられたら苦労しないでしょ」と思いながらも調べているうちにダイエットにもいろんな方法があることに気づきました。
そこで検索エンジンに「ダイエット 方法」と入力し検索して調べていると、あなたに合ったダイエット方法が見つかる「Youダイエット.com」というサイトが検索上位にありました。
そのサイトに訪問してみたところ、「ダイエットの基本・100種類以上のジャンル別ダイエット・ダイエット体験談」などとても有益な情報が掲載されていて、非常に役に立ちました。
ただストイックに食を抑え運動したりとダイエットに取り組んでいた彼女は、このサイトの中でも脂肪を燃焼させる食べ物やサプリメントの情報が印象に残りました。
再度Googleの検索エンジンを使い「ダイエット サプリメント」と検索したところ、また同じサイトが上位表示されていました。彼女が再訪問してみると、いろいろなダイエットに関するサプリメントや商品が購入できるページでした。
自分の経済状況を考え商品を選ぶことが出来ると思いしばらくそのサイトを回遊してみたところ、購入者の評価や体験談が掲載されており信頼感を覚え結果、1つのサプリメントを購入しました。
その後、定期的にそのサイトに訪れ追加されているコンテンツを確認したり、新しいサプリメントや他の商品を購入するリピーターとなっていきました。
再度整理してみると...
ダイエットに困っていた彼女は、web上にある有益なコンテンツを見つけ、そのコンテンツが役に立ったためサイト(企業)に対しても信頼感を覚える。
この信頼感が他社との差別化となり、彼女のイメージの中にはダイエット関連の商品を購入するなら「Youダイエット.com」。というブランドイメージが形成される。
結果、定期的にそのサイトを訪問し商品を購入していくリピーターとなった。このような例も、サイト・ブログを活用したブランディング効果といえるでしょう。
サイトやブログを使いweb上にて有益なコンテンツを継続して配信することで、そのサイトがブランディングされ、そのブランドイメージがユーザーにとっては他のサイト(企業)との差別化につながるため浸透することでブランドを確立することができるのです。
ブランドメージの形成でサイト・ブログに必要な要素とは?
自社(独自)のサイトを作成する
サイトの信用性やSEOの事を考えると無料のサービスは避けるべきです。GoogleやYahooの検索エンジンに好まれるためにも、独自ドメインを取得したほうが良策と言えます。
独自ドメインを取得しサイトを公開するまでには、サーバーをレンタルしたりと手間と労力ががかかり多少ハードルが高いですが、サイト管理の自由度や検索エンジンからの安定した上位表示のことを考えるとココは押さえておきたいところです。
サイトのコンテンツはこだわること
コンテンツが充実していなければ検索エンジンによる上位表示も遠ざかりますし、サイトに閲覧者が訪れてもリピーターとなる確率も低い。
ユーザーにとって有益な情報がないわけだから、信頼性も下がり他のサイトとの差別化につながるようなブランドイメージは築けない。
それだけに、サイト内のコンテンツは重要で核(コア)となるものと理解していたほうがよい。サイトは未熟なのに、集客に労力とコストをいくらかけても新規で訪れる人は集まるでしょうが、次回また訪問しようと思う人はほとんどいないでしょう。
リアル店舗(実店舗)で例えると、新規のお客はどんどん入店していくが何も購入せず退店し、その後は訪れることはない。
サイトはそこそこで人をできる限り集める、この考え方は逆です。まずは充実した質の良いコンテンツありきです。
その情報を定期的に配信し、次に集客に労力をかけていくということ。とは言えサイトのコンテンツが充実していれば、そこまで集客に労力をかけなくても人は集まります。
なぜなら質の良いコンテンツを定期的に配信することで、検索エンジンにも好まれ上位表示されるので訪問者は増えていきます。検索エンジンも中身が濃く有益なコンテンツの揃ったサイトを、上位表示させようと日々進化しています。
そのためにもコンテンツにはこだわり、そこに労力をかけましょう。
集客・アクセスUPを狙い戦略的に
サイトやブログでブランドイメージを形成するためには訪問者を集め、リピーターを増やしアクセスUPを戦略的に行わなければならない。
公開してすぐのサイトやブログに、閲覧者がどんどん訪れるということはまずない。どんなに質の良い有益なコンテンツや商品を紹介していても、知名度もなく検索エンジンでも遥か彼方の検索結果のサイトに訪問者は訪れない。
これはリアル店舗(実店舗)でも同じことで、無名の店舗が市街地より遠い場所にOPENしたならたまたま通った人が訪れるか、近所の人しか訪れないでしょう。
ということでサイトやブログを公開したら、有益なコンテンツの配信と同時に、アクセスUP(集客)の施策を施さなければいけない。戦略的に運営することで、アクセスは必ず増えていきます。
今回は、ブランディングの必要性とweb戦略について考えてみました。次回は、SEOにも強いブログをどのように使いこなしていくか考えてみようと思う。