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座ることの隠れたリスクあなたは知っていますか?

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座ることは体への負担も少なく良いと思っていたが...

 

sit-riskパソコン好きのあなた、テレビ好きのあなた、読書好きのあなた、座りっぱなしでしょう。そしてお腹がすいたらお菓子や食事を取りに行き、戻ってきてまた座りっぱなしとなっていることでしょう。

 

仕事として座りっぱなしなら「デスクワーク」ですが、それが自宅にいるときも座りっぱなしなら「デスクライフ」と言える。さらに掘り下げると、1日の大半を座って過ごすと死亡リスクが増大するという研究報告もされていて、ここまでいくと「デスライフ」となってしまいかねない。

 

確かに座ることは楽なことです。でも私たちの体は座ったままでいられるようにできているのだろうか?そんな疑問にムラート・ダルクルンチュ氏が、座ることの隠れたリスクについて説明している。

 

なぜ座ることは体に良くないのか...

ムラート・ダルクルンチュ

 

短時間座ることはストレス解消や運動後の休息になる。しかし現代の私たちの生活は便利になり、動いている時よりも座っている時間の方が長くなっている。

 

僕自身、アフィリエイターとして「あーでもない、こーでもない」と日々イスに座りPCと格闘している。そんな私だが、実のところデスクワークはあまり好きではない。

 

ブログの記事やアフィリエイトの文章を考えたり書いたりすることは好きなのだが、キーボードを「カタカタ」マウスを「クリッククリック」とイスに座りあまり動くことなく作業をしていると眠くなってしまう。

 

今までデスクワークからガテン系まで幅広く仕事をしてきたが、デスクワークの仕事は動かないため思考停止となり体がスリープモードとなってしまう。まぁ環境にやさしいECO人間ではあるのですが。

 

考えごとも体を動かしながら考える体質。これはこれで、考える時間と体を動かす時間が同時進行で行われるので無駄がなく効率はよいのですが... アフィリエイターという職業、情報収集のために外出することもあるが、実際のところ1日のほとんどが座りっぱなしの作業になる。

 

以前の記事、パソコン作業... 良い姿勢って本当は体に良くない?でも取り上げているが、同じ姿勢を保ったままの作業は体には良くないと言われている。

 

体に良くない?
パソコン作業... 良い姿勢って本当は体に良くない?

[toc]   時として「良い姿勢のままでいる」ことは実は体には悪い   このページに訪れたあなた。パソコンの前で「くわえタバコに缶コーヒー?」または「チョコレートにミルクティー? ...

 

僕自身、体を動かすことが好きなので毎日1時間程度、ランニングをしたり筋トレをすることで気持ちもリセットできアイデアも浮かんでくる。私の考えは体を鍛えシェイプアップすることで、頭もフル回転できると思っている。

 

もしあなたが必死に記事を書いたりアフィリエイトをしたりと頑張っているなら、その頑張りも必要ですが頑張りすぎても成果が出ないと飽きることにもつながってくる。

 

そうならないためにも、1日のうちの少しの時間を体を動かす時間に使ってみてはいかがだろうか?これにより、意外と良いアイデアが浮かんでくるかもしれない。

 

デスクワーク長時間座り続けることのリスクとは

 

さて、あなたの日常はどのように過ぎていっているだろうか?仕事柄、デスクワーク中心の作業をしている人は長時間座りっぱなしになっているでしょう。そうでない人でも自宅にいる時の趣味や食事の時間は、イスに座っていることが多いのではないだろうか?

 

どんどん便利な世の中となり「座ったまま〇〇できる」「動かないで〇〇できる」など、便利になればなるほど私たちの生活は、動かない時間が多くなる生活スタイルとなっていく。

 

人は誰でも楽をしたいと思うもの、なのでそのような関連の商品などはよく売れるのも事実。日々の生活で、よく体を動かす人が休むために座るのはよいのだが、「長時間の座り姿勢」は非常に体に悪いという報告がされている。

 

その内容とは「1日、6時間座っていると死のリスクが40%増える」「太身の人は、細身の人に比べて1日に2時間半長く座っている」など、ちょっと衝撃的な内容となっている。

 

長時間のデスクワークや座っている時間の長い生活を送っている人は、座り続けることが身体にどのような影響を与えるのかということを知っておいたほうが良いだろう。それでは長時間座りっぱなしの生活が、身体にどのような影響を及ぼすのか見てみようと思う。

 

座りっぱなしの生活スタイルでは肥満になっていく

 

太身の人は細身の人に比べて、1日に2時間半長く座っていると報告されている。現代人の3人に1人は肥満体型で、昔と今では運動の頻度は変わっていないのに対し、座っている時間は長くなっているため結果肥満は倍増した。

 

これは当然ながら座っているときはエネルギーを消費しないからです。それでは座っている時の消費エネルギーに比べて、他の動作がどれだけのエネルギーを消費するのか?

 

  •   立っている状態は・・・1.1倍の消費量
  •   チューインガムを噛んでいるときは・・・1.15倍の消費量
  •   歩いているときは・・・2.5倍の消費量
  •   階段を上がっているときは・・・3.2倍の消費量

 

となっている。

 

ならば、「長時間座り続けなければ良いのでは?」と思うかもしれないが、座ることがもたらす身体への影響は座った瞬間から始まっているようです。

 

座り続けると機能が停止して体に悪影響を及ぼす

 

人間は座った瞬間に足の筋肉からの電気信号が止まり、カロリー燃焼率が毎分1キロカロリーまで下がってしまう。さらに脂肪分解酵素による脂肪燃焼率も90%下がり、座ってから2時間が経過する頃には善玉コレステロールが20%減り、一方で血圧は上がっていく。

 

24時間経過後はインスリンの効果が24%減って糖尿病のリスクが上昇する。これからしても座りっぱなしでいることは、体に有害物質が溜まっていくことがわかる。

 

ちなみにデスクワーク中心の仕事をしている人は、立ち仕事がメインの人に比べて心臓病になる確率が2倍になるそうです。

 

体を動かすことで頭もリセットできる

 

とはいえ立ち仕事への転職や、日常の作業を立って行うのにも無理がある。一般的には「1日に30分は運動をしましょう」と推奨されている。しかしこれだけでは十分ではない。

 

デスクワーカーでも仕事以外で座る時間を減らし、時間を見つけてストレッチをしたり建物内を歩くように心掛けるとよいでしょう。長時間座ったままでいると、体がそわそわしませんか?そのような時は体も動きたと思っています。

 

体を動かすと疲れると思うかもしれませんが、実際動かすとリフレッシュされモヤモヤしていた頭もリセットできます。僕自身だらだらと仕事をするのは嫌いな方で、アフィリエイト作業の時も1日の作業時間を決め、その時間内で効率よく作業をするように心がけている。

 

それでも気が付くと、時間オーバーとなり残業となってしまう時もしばしば。そのため時間を見つけて体を動かすように心がけている。やはりどんな仕事で食べていくにも「健康な体ありき」です。

 

人の体はもともと長時間の座りに耐えられるようには設計されていないようです。日ごろ座りっぱなしというあなた、これを機に空き時間を利用して面倒でもご褒美に体を動かしてあげましょう。

 

なぜ座ることは体に良くないのか全文書き起こし

 

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おそらくあなたは席について、このビデオを見ていることでしょう。数分間座って見ているだけなら、特に問題ないでしょう。

 

しかし、座っている時間が長ければ長いほど身体がそわそわし始めます。また、立ち上がり歩き始める瞬間を今か今かと待っているのです。馬鹿みたいな話でしょう?

 

人間の身体は座るのが大好きな筈ですよね?実はそうでもないんです。もちろん座っているのが短時間ならストレス解消にもなりますし、運動をした後の休憩にもなるでしょう。

 

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現在、我々の生活において動くよりも座っている時間の方が長くなりましたが、私たちの身体は長い間 座ったままでいられるように作られてはいません。むしろ正反対なのです。

 

人体の構造を調べることで、人間の身体は動くために作られていると見て取ることができます。私たちが楽で滑らかな動きができるよう、人間の身体には360の関節と700の骨格筋があります。

 

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このユニークな基本的構造のおかげで、重力に負けることなくまっすぐに立つ事ができます。

 

血液は私たちが動き回っていなければ、きちんと循環することができません。動くことは神経細胞の手助けとなり、皮膚に弾力性があるのは私たちの動きに対応するためです。

 

もし、身体の隅々まであなたが動くための準備をして待っているのならば、動かなかった場合どうなるのでしょうか?文字通り、問題の背骨となる部分から説明しましょう。

 

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あなたの脊椎は、細長い構造で脊椎骨とその間にある椎間板(軟骨でできた円板)で出来ています。骨に結合している関節・筋肉と靭帯によってその形を維持しています。

 

座っている姿勢で良く目にするのが、背中が曲がって 肩が落ちている状態です。この姿勢は、脊椎に不均等な圧力をかけます。

 

この背中の曲がった姿勢でいると、時間が経つにつれて椎間板の摩耗を引き起こし一部の靭帯と関節を酷使し、これが正しい姿勢を作るために伸びるべき筋肉を緊張状態にします。

 

更に猫背の状態でいると、座っている間胸腔を小さくします。つまり、呼吸をする際に肺が拡張するスペースが小さくなるということです。

 

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問題は、肺の中に入る酸素の量が一時的に制限され、血中に取り込まれる酸素も少なくなるということです。

 

人体の軟組織は、骨格の周りにある筋肉と神経そして動脈と静脈で形成されています。座るという行動は、これらの繊細な組織を押しつぶし圧力を与え 圧迫しているのです。

 

座っている時、手足がしびれたりむくんだりはしませんか?

 

最も圧迫される部位では、神経・動脈や静脈がつまり神経信号の妨げとなり、それがしびれとなって現れ手足の血流が低下することでむくんでしまうのです。

 

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長時間座っていると毛細血管壁にある、リポタンパクリパーゼが一時的に非活性化します。これは血中の脂肪を分解する酵素です。そのため座っている時は動いている時より、脂肪を燃焼しにくくなるわけです

 

この鬱血状態は脳にどのような影響を及ぼすのでしょうか?ほとんどの場合皆さんは、脳を使うために座っているのだと思います。

 

皮肉なことに、長時間座ることは脳を使うことの妨げになっているのです。座っていることで血液の循環が悪くなり、肺から血中に取り込まれる酸素の量が少なくなります。

 

脳が機敏に活動するためにはそのどちらも欠かすことはできず、脳活動が低下することで注意力も散漫になります。

 

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残念ながら座ることによる悪影響は短期間に留まりません。最近の研究によると、長時間座っていることは一部のガンや心臓病と関連しており、糖尿病・肝臓や腎臓の疾患を引き起こす可能性もあります。

 

実際研究者は、世界中で起こった早死にのうち約9%が運動不足によるものとしています。つまり5百万人以上です。

 

無害に思える習慣がこんなにも健康に影響を与えているんですね。幸運なことに、このますます高まる脅威を解決する方法はシンプルで直観的なものです。

 

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どうしても座っていなければならないなら、猫背にならず背筋を伸ばしてみましょう。もし席についている必要がないのなら、もっと動き回るよう心がけましょう。

 

30分に一回は立ち上がるようリマインダーを設定してみては。人間の身体は、静止するためではなく運動するためにあると理解しましょう。

 

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もう少しでこのビデオが終わりますので、立ち上がって伸びをしてみて下さい。ご褒美に身体を動かしてあげましょう。後に感謝してくれるはずですから。

 

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