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なぜ先発組が優位と言われるのか...
よく先発優位という言葉が使われる...
まだ誰も扱ったことのない未開拓市場に他者より先に参入して、その市場を独占してしまうということ。
つまり未開拓市場なわけですから、そこに目を付けいち早く入り込みビジネスを展開したり、新しい商品を市場に出すことで多くの利益を手にすることができる。
優先順位として...
- 消費者に、パイオニアとしての ブランドイメージ を構築できる
- 比較的高い価格で、販売ができる
- 商品やサービスの規格を決定しやすい
- 希少な 「材料・人材 etc...」 を先取りできる
この様なことから、競合する相手に対して優位性を持つことができる。
特に先行者としての最大のメリットは、市場が魅力的になり他者が参入しライバルが増えてきても、そのころにはTOPを走り続け一定の利益を取れているということ。
さらにその市場での経験が他者より多いので、以降も勝ち続けられる可能性がある。
そして先駆者があまりにも手の届かない位置にいた場合、後発組にあたえるダメージとして、そこに到達するまでにさまざまなことをクリアしなければいけないため、行動を封じ込める作用もある。
先駆者は、その商品やサービスをいろんな形で展開できるのに対し、後発組は著作権などもあり隙間を狙いながらの展開となる。先駆者は後発組を全く寄せ付けない存在になれば、無敵といえるだろう...
先発組に後発組は勝てない?後発組には後発組の強みがある
よく「今から始めても稼げますか?」 or 「初心者ですが稼げるようになりますか?」という質問を受ける。
そこで私の回答は「後発組だからこそ」と考えてくださいと返答します。それでは後発組に利点はあるのか?それについて考えてみたいと思います。
先行者の優位性を考えると、「絶対勝てないよ」と思ってしまうことでしょう。確かに真っ向勝負していては勝てない。しかし、後発組には後発組の強みがある。
「先を突き進む先駆者」 カッコイイし聞こえも良い。市場にいち早く参入した人たちには、多くのメリットがある。だがそれと同時に、未開拓の地に踏み込むパイオニアですから、未経験なことが襲いかかってくるというリスクも抱えている。
一方、後発組はそういった意味ではセーフティー。先行者が失敗と成功事例を残してくれていることもあり、技術面や需要の状況を見極めることができる。つまり投資のリスクが小さくて済むということです。
さらに先行者が行なってきた良い所だけをいただくことで、研究し考え出すというコストも大幅に節約できる。特に新商品や新技術といったものは、消費者にはすぐに受け入れられないため浸透するまでに、宣伝広告といった費用も必要となる。
しかし後発組にとっては、先行者が努力し既にそこまで行なっているので、それに費やすコストは少なくてすむ。成功している相手の後ろを歩きながら利点だけを拾っていくことで、最短で成功できるというメリットがある。
後発組で特に気になるのは、ライバルが多いということではないだろうか?確かに自分より先に参入した人たちに比べて、大きな利益は臨めないかもしれない。でも成功者が歩んだ道を失敗や成功事例を見ながら、石橋を叩いて渡り進むことができる。
そのような情報から市場の危険な場所もわかっているため回避でき、場合によっては大きくショートカットして手堅く着実に利益を出していくことができる。
さて... ここでどうすれば後発組でも稼いでいけるのか?それは、稼げる市場(大きな市場)の中で、確実に稼げる所を見つけ、そこで戦っていくということです。
大きな市場の中には必ず隙間が存在する。その隙間を確実に狙っていき利益を上げていく、隙間市場(ニッチ)ということです。隙間市場を独自に開拓し専門化すれば、それこそ無敵となります。
これで少しは後発組でも方向性が見えてきたのではないでしょうか?目標が定まれば、人は行動に移します。ですから 「今からでは遅いのでは...」 or 「初心者だから...」 ではなく 「後発組だからこそ」 という発想もあるということに気づく必要があります。
先発・後発は関係ないなぜなら1社独占はありえないから
それではさらに突き詰めていきます。とはいえ出遅れてしまい、後発組と感じてしまうと「今から始めて間に合うだろうか?」という不安にかられてしまうかもしれません。
今から後発組の自分がスタートしたところで、稼いでいけるのだろうか... これはあなただけではなく、どんな市場に乗り込んでいく時にも誰もが感じる不安です。
でも冷静に考えてみてください。どんなジャンルの市場でも、1つのメーカーがその市場を独占しているということはない。つまり、1つの市場を1社が独占することはできないしありえないのです。
電機メーカーを例にとると「ソニー」「パナソニック」「NEC」「富士通」「シャープ」 etc... があります。これらの企業は日本でもメジャーな企業です。ここまでメジャーな企業ではなくても、世界を見渡すと同業の企業は無数にあります。
このように電機メーカーに限らず、他の業種でも1社が独占する(例外として、インフラ業界などは1社が独占していることもある)ということはありえない。
ましてやネットショップやアフィリエイトなどのビジネスは、企業よりもだんぜん個人の方が多い市場です。
それからしても、独占状態になるということはありえません。ですから後発組だろうが初心者だろうが、参入の余地は十分にあるのです。
Q ... で、なぜ1社独占にならないの?
A ... それは、個々の消費者の考えや感じ方にあるからです
つまり、どのサービスや商品が良いと思うかは「個々の消費者の頭の中」にあるということです。人はそれぞれ現状の価値観に合わせて行動したり、ものを買ったりします。そして個人の好みは人それぞれです。
一つの商品を手にして、好きという人もいれば嫌いという人もいる。価格の安さを求める人もいれば、高くてもサービスを重視する人もいる。シンプルがいいという人もいれば、いろいろな機能があるほうがいいという人もいる。
このように個人が受けるメリットはさまざまなので、その全てを1社で満たすことはできないのです。ですから、先発組が有利で後発組は不利という考えは持たないほうが良いでしょう。切り口を変えることでいくらでも参入の余地はあります。
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