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見込み客を呼び込むキーワード選定をがっちりマスター
アクセス数にも大きく影響する「キーワード」。さらに言うと、コンバージョンにも大きく影響する。それはいかに見込み客を呼び込むかが重要となってくる。
あなたのサイトは、アクセス数は多いけど売上が少ないということになっていませんか?以前にも話しましたが、アクセス数を増やせば売上が上がるというのは間違いです。つまり「アクセスの多いキーワード = コンバージョンUP」 ではないということです。
アクセス数が少なくても「キーワード選定」をしっかり吟味し見込み客を呼び込めば、コンバージョンにつながっていきます。
キーワードってそんなに大事なの?と思うかもしれないが、選定やちょっとしたニュアンスの違いで大幅にコンバージョン率が上がったり、反対に全く反応がなかったりします。
キーワードを思いついたら、そのキーワードに対してかならず客観視し、どのような訪問者が来るだろかとあらゆる角度から想像する必要がある。そうすることで、購買意欲の高いキーワーを探し出すことができるようになる。
ではなぜキーワード選定がそんなに大切なのか…
それは「費用や日にちをかけ、広告を打ったり完璧なサイトを作りアクセス数を集めても」 間違ったキーワード選定だと、全くコンバージョンにつながらず確実に赤字になるからです。ですのでキーワード選定に対する考え方を、しっかりマスターしてください。
見込み客を引き込むためのキーワード選定
キーワード選定が重要と言われても、どのような意識で探せば稼げるキーワードを見つけだすことができるのかわからないと思うので、解説していこうと思います。
あなたが独自で作り出した味のラーメン屋を横浜で開業したとします。OPEN当初は味を確かめに近隣のお客が入るだろうが、もっといろんな多くの人に食べてもらうには、広告を出し宣伝しなければ足を運んでくれる人は増えていかない。
美味そうな写真を載せ、「一度食べてみたいという気持ちにさせる広告作り」も大切ですが、「どこに広告を出すか」ということはさらに大切で、考え抜く必要がある。
さて... ここでイメージしてください... あなたは売上を伸ばすために、戦略的に広告を出そうと考えました。どこに広告を出すでしょうか?
- お店近隣の掲示板や電車の中などに広告を貼らせてもらう?
- 会社やいろんなお店に広告を置かせてもらう?
- 横浜周辺のポスティングや店頭でチラシを配る?
- 雑誌の広告欄に載せたり、新聞の折込チラシに入れる?
etc...
いろんな戦略を考えることでしょう。やり方としては、どの方法が正しいというのは言い切れませんが、ただもっとも重要なのは「あなたのラーメン屋に足を運びやすい人」がいるところへ広告を出さなければ効率よく集客はできないということです。
間違ってもラーメン屋は神奈川にあるのに、大阪の方でチラシを配ることなんてしないでしょう。つまりどんな場所に広告を出すかで売上が左右される。
話を戻しますがキーワードも考え方は同じで、どんなキーワードを使えば見込み客 (購買意欲がある人)を引き込むことができるのかを考え抜く必要がある。つまり「使うキーワードによって訪問者も決まる」ということです。
わかりやすく言うと、あなたのアフィリエイト商品を買いたいと思っている人がどのようなキーワードを使って検索するのかを想像し探し出す必要があるということです。
ここでしっかりとキーワード選定について理解してください。そうしないと「神奈川でラーメン屋を出しているのに大阪でチラシを配っている」つまり、アフィリエイトで言うと購買意欲の低い人に対してのキーワードで集客している状況となってしまいかねません。
キーワード稼ぐための思考法をマスター
ここまででキーワードの選び方をなんとなく理解できたのではないでしょうか?さてここからは、コンバージョンにつながりやすいキーワードの探し方について解説していきます。
探し方はどうでもいいので、稼げるキーワードを早く教えてください。と思うかもしれないが、そのキーワードをお教えしたとしても稼げるのは一瞬にすぎない。
それより長期的に継続して稼ぐにはどのようなキーワードを探し使えばいいのか、その思考法を身につけたほうがはるかに稼げるようになる。
ですから本質的な思考法を習得し、本当の稼ぐ力を身につけてください。それではキーワード選定の思考法について解説していきます。アフィリエイトで稼いでいくためのキーワード選定で、最も重要な思考法は...
ココがポイント
必ずユーザー目線で考える
アフィリエイトで稼いでいくには、徹底的にユーザー(お客様)目線で考えることがとても大切です。つまりユーザーの立場になり、物事を考える必要があるということ。
ではなぜ、ユーザー目線で考えることが大切なのかわかりますか?それは、誰からお金をいただいているかを考えれば自然と答えが出てくるでしょう。
あなたは次のどれだと思いますか?
- Google でしょうか ...
- ASPでしょうか ...
- 広告主 でしょうか ...
さて、どれでしょう… 実はどれでもありません。ひっかけ問題ですいません。答えは「購入者」。つまり、あなたのサイトから商品を買ってくれたユーザーです。
広告主やASPからお金は振り込まれますが、元々は購入者からいただいたお金です。「そんなの当たり前だろ!」と思うかもしれないが、意外と理解していない人も多いと思うので、基本としてお客様からお金をいただいているということを常に念頭に置いていてください。
ではなぜ、ユーザー様からお金を頂いているという意識が必要なのか...?もう少し踏み込んで考えてみてください。あなたのサイトに訪れた訪問者からどうしたらお金を頂けることができるかということを。
あなたのサイトに訪れた人は、どれだけその商品が欲しくても販売者や紹介人がどんな人なのかの情報を知りたがっています。あまり知られていない商品ならその傾向は強くなる。
たとえあなたの販売ページに検索キーワード一発でたどり着いたとしても、まずは販売者や紹介者はどのような人なのかを調べることでしょう。あなたのサイトを回遊し、どんな情報を発信している人なのかプロフィールなどを・・・
そこであなたのサイトが価値のないサイトと判断されたら、ユーザーも購入をためらうことでしょう。私たちアフィリエイターの使命は「価値のある情報を与えること、有益な情報を発信すること」です。
つまり、価値のある情報を発信するということは、ユーザーのことを徹底的に考えるということです。「お金をいただく = 価値のある情報を与える」と思っておいてください。
お金はその報酬として入ってくるものです。稼ぎたいのであれば、有益な情報をユーザーに与え続けることが大切です。その価値が大きければ大きいほど、いただけるお金も増えていくことでしょう。
ココがポイント
価値のある情報を与えユーザー目線で考える
あなたがアフィリエイトでアフィリエイターとして稼いでいくには、必ず客観的に物事を捉えるクセをつけなければいけません。あなたのサイトのユーザーはどんな人なのか?徹底的に考える必要があります。
- どんな悩みを持ち解決法はあるのか?
- 解決するためにどんな情報を知りたいのか?
- 独身なのか?どんな家族構成なのか?
- どんな仕事をしているのか?
- 正・契約社員?アルバイト?パート?
- 男性?女性?その他?
- 休みの日はどのように過ごしているのか?
- どこに住みどんな言葉で話しているのか?
- このキーワードで検索する人はどんな人なのか?
- あなたの商品を欲しい人はどんなキーワードで検索するのか?
etc...
これ以外にも考えればどんどん出てきます。これが「ユーザー目線」ということです。ここまでで正しい方向からの目線は理解できたと思います。稼ぐためにアフィリエイターはいろんな角度から分析する必要があるので、常に反対側から見るクセをつけておいてください。
では逆に、報酬につながらない人の思考とはどんな感じでしょう。稼げないアフィリエイターやアフィリエイト歴が長い人がやってしまう「アフィリエイター目線」とは...
ダメダメ目線
- どんな記事を書けば稼げるのか?
- 記事はどのくらい書けばいいのか?
- どんなキーワードを使えば稼げるの?
- 稼げるキーワドツールはないの?
- 短時間で稼げる方法はないの?
- コピペで簡単に稼げる方法はないの?
etc...
これ以外にもあると思いますが、このような考えを持った人が「アフィリエイター目線」ということです。こんなこと、ユーザーからしたらどうだっていい話です。冷静に考えてみてください、あなたが訪問者ならどうでもいいことと思いませんか?
短い記事でも、訪問者の役に立ち価値があると思っていただければあなたのサイトから商品は売れていきます。なぜなら、あなたほどの知識を持つ人から買うことで「わからないことがあれば解決してくれそうだし、アフターもしっかりしていそう」と思っていただけるからです。
アフィリエイトを始めたばかりの人だと、アフィリエイター目線からユーザー目線に切り替えるのは簡単ですが、アフィリエイター歴が長くなると知らないうちにアフィリエイター目線が身についてしまっているので、気をつけるようにしましょう。
徹底的にユーザー目線ができるようになれば「稼げるキーワードを教えてください」などの恥ずかしい質問はしなくなるでしょう。なぜなら、必然的に稼げるキーワードを見つけることができるよになりますから...
最後にさらに重要なことをお話します。ユーザー目線で物事を考え、ターゲットとなるユーザーを明確にする。
あなたがアフィリエイターとして稼ぎたいのであれば、必ずアフィリエイトする商品の販売ページを見に行き、どのよなユーザーをターゲットとしているかを明確にしてください。そうすることであなたのアフィリエイトページで、ターゲットの絞れたコピーを書くことができるようになります。
「ターゲットの明確化」ターゲットを絞りコピーを書くことが稼ぐための基本です。いろんな誰かではなく、一人にターゲットを絞ることがとても重要です。
狙った属性のユーザーしか検索しないキーワード
「狙った属性のユーザーしか検索しないキーワード」とは言ってもわかりづらいと思うので、具体的に説明していきます。
- ダイエット
- ダイエット サプリメント
- フォースコリー
- フォースコリー(メーカー) 購入
上記4つのキーワードはダイエットに関係するキーワードですが、検索するユーザーの考えはそれぞれ違います。
それでは1~4のキーワードで、どんなユーザーが検索するか考えてみたいと思います。
1. ダイエット
で検索するユーザーは、どのような考えでこのキーワードを使い検索している人なのか?幅広く捉えると、ダイエット方法を知りたい人でしょう。
例えば... ダイエットに適した運動とは・楽に続けられるダイエットの方法・ダイエットに適した食とは etc...
このように幅広く、ユーザーを全く絞れていないキーワードをビッグキーワードといいます。「ビッグキーワード=検索数の多いキーワード」ということになります。
このビッグキーワードが稼げるキーワードだと思っている人が多いです。このようなキーワードを選んでいると、いつまでたっても稼げないアフィリエイターとなってしまうのでご用心。
2. ダイエット サプリメント
で検索するユーザーは、どのような考えでこのキーワードを使い検索している人なのか?これも幅広いキーワードで、ダイエットをするにあたりどんなサプリメントがあるか探している人でしょう。
- 短期間で、効果があるサプリメント
- ビタミン入りなど健康的にダイエットできるサプリメント
- 口コミ・評価がいいサプリメント
etc…
サプリメントについて、いろいろな考えを持つユーザーが検索するキーワードです。これもビッグキーワードで、稼げないキーワードです。
3. フォースコリー
で検索するユーザーは、どのような考えでこのキーワードを使い検索している人なのか?思うに、フォースコリーについて知りたい人でしょう。
- フォースコリーってどんなサプリメントなの?
- 口コミや体験談、評価を探している人
- フォースコリーが購入できるサイトを探している
etc...
商品名で検索する人の多くは、その商品について知りたい人なので、購買意欲のあるユーザーをしぼれてきていると言えます。
4. フォースコリー(メーカー) 購入
で検索するユーザーは、どのような考えでこのキーワードを使い検索している人なのか?
- フォースコリーの購入を考えている
- フォースコリーの購入方法を知りたい
etc...
「フォースコリー(メーカー) 購入」で検索してくるサイト訪問者は、ダイエットの商品名とメーカーで探していて、さらに購入というキーワードも入っているわけですから、購買意欲の高いユーザーと言えます。
このようなキーワードを探し出し、あなたのサイトやページでコンバージョンにつながりやすいキーワドを使って紹介すれば、高確率で購入していただけることでしょう。
どんなキーワードを使えば、購買意欲のあるユーザーを引き込むことができるか、なんとなく理解できたのではないでしょうか?
「1・2」のようなキーワードは、ビッグキーワードなので稼ぐには適していないキーワードと思った方がよいでしょう。なぜならビッグキーワードは、広告主やがっちり資金力のある組織のアフィリエイト会社しか、利益を出すことができないからです。
私たち個人のアフィリエイターは、このようなキーワードを使っていては全く稼げないと思っておいたほうがよい
「3・4」のような購買意欲のあるキーワードを探し出し、サイトやページに埋め込む方が効率よく稼げるようになります。「とは言っても、なかなか良いキーワードが見つからないよ...」と思うかもしれない。
ですから先程も話したように、徹底的にユーザー目線で考えることをお伝えしたのです。あなたがユーザー側なら、どんなキーワードでどのようなサイトを探すのか常に考えるように心がけてください。
イメージが湧かないなら、Google や Yahoo などの検索エンジンを使い購入者側の気持ちで検索して、検索上位のページに訪れてみても良いかもしれません。
そうすることでどのようなサイトやページがコンバージョンにつながりやすいかが、見えてくるかもしれません。
購入につながりやすい購買意欲の高いキーワード
それではもう少し掘り下げ、稼ぐためのキーワードについて考えてみようと思います。
ここまで読んでいただいて分かってきたと思いますが、キーワードにはユーザーの購買意欲が隠されています。つまり... 「購買意欲の高いキーワード」or「購買意欲の低いキーワード」ということです。
- 「フレッツ光 契約」
- 「フレッツ光 設定」
どちらも属性的には絞れているキーワードですが、購買意欲となると差があることに気づくはずです。ユーザー目線で考えることができれば答えは簡単ですね。
フレッツ光 契約のキーワードで検索するユーザーは 「契約」 というキーワードが入り検索しているので購買意欲が高い。
フレッツ光 設定のキーワードで検索するユーザーは 「設定」 というキーワードで連想として「設定方法」や「つなぎ方」などを探しているユーザーの可能性が高いです。つまりお金を使うつもりで検索していないということで、購買意欲は低い。
このように、購買意欲の低いユーザーをキーワードでいくらアクセスを集めても、稼げないということになります。以前もお話しましたが、アクセス数が多ければ稼げるということではないとうことを肝に銘じておいてください。
購買意欲のあるユーザーを引き込めば、アクセス数が少なくてもコンバージョンにつながりやすいので、確実に稼げるようになります。
シンプルに考えてください... 車を欲しくない人に購買意欲のないキーワードでアクセスを集めても買ってもらえないですよね。本当にその車を欲しいと思う人がいるなら、車名とベネフィットをサクッと伝えることで買っていただける可能性は高まります。
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稼ぐ武器は魅力的なベネフィットとそれを支える信用
[toc] 「人は感情で物を買う」お客様はベネフィットを買っている あなたのサイトに訪れたお客様、いったい何を求めて訪れ何を買いに来たのだろう? まず考えてほ ...
私たちアフィリエイターの目的はユーザーに商品を買ってもらう、つまり購入ページへ誘導することが仕事です。
ですから、「ユーザーの選ぶそのキーワードは購買意欲が高いか?」を常に考えることが大切ということです。購買意欲の高いキーワードであればあるほど、成約率も高くなるので稼ぎやすくなります。
便利なキーワードツールも頼りすぎにはご用心!
この記事では、キーワード選定の思考法について話しました。稼ぐためのキーワードの選び方につにて解説しましたが、理解できない方は、何回も読んで稼げるキーワード選定法を身につけてください。
アフィリ歴が長く稼げない人の中には、アフィリエイター目線がこびりついている人も多いようです。しつこいようですが、ユーザー目線を忘れないようにすれば購買意欲の高いキーワードを見つけ出すことができますので、この思考法を身につけてください。
なかなかキーワードを探せない人のために、ちょっとユニークな無料キーワード選定ツールを紹介しておきます。連想される関連キーワードがマインドマップ形式に表示され、視覚的に見れるのでわかりやすいです。キーワード選定に悩んだ時などに使ってみてください。
キーワードツールも元は人が作り出したものです。ですから頼りすぎるのも、いかがなものかと思います。ある程度絞り込むためにツールを使うのはいいと思いますが、それに頼ってしまっては本末転倒となりかねないので、戦略的に使いたいものです。
あなたのサイトから商品を購入するのは人間です。ですからある程度のキーワードを探すのはツール任せでもいいですが、そこからさらに購買意欲の高いユーザーを引き付けるには、想像しキーワードをテストしながら探し出すしかありません。
最近アクセスは多いけどなかなかコンバージョンにつながっていないというあなた、ツールに頼りきってはいないだろうか?このようなツールは便利で楽ですから誰もが使っていると思っておいてください。
ですからキーワードをある程度絞り込むために使うには良いですが、そこから先はあなたの想像を働かせてください。それが何より重要です。そうすることで、あなたのサイトは少ないアクセス数でも見込み客を呼び込むことができ、効率よく稼げるサイトに育って行くでしょう。