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キーワード選定キーワードは探すものではなく考えるもの
「アフィリエイトで稼ぐためのキーワード選定思考法」 でもお話ししました。成果を出すためにキーワードツールを頼り、複合のキーワードを探すことが癖になっているアフィリエイターは、いつまでたってもキーワード選定に苦しむことになる。
ツールに頼り複合キーワードを見ていても自分の思考を使わない限り、コンバージョンにつながりやすいキーワードは得られない。なぜなら便利なツールというものはアフィリエイターなら誰しも使っているから、そこからのキーワードは飽和していると思ったほうがいい。
ダイエットのサプリメントをアフィリエイトするとしよう。ツールにばかり頼っているアフィリエイターは、「ダイエット 〇〇〇」というキーワードしか思いつかない思考となってしまうだろう。
これではいくら集客できても、購買意欲のあるユーザーにしぼれてないので、思うような成果は得られない。「一ヶ月 〇〇kg減」というキーワードなどは思いつかない。このようなツールに頼っている人は、固定観念でアフィリエイトサイトを作ってしまいやすい。
ダイエットをテーマにしたページでも、太っている人だけに向けて情報を発信するだろう。これでは稼げない。いろんな角度から観察できる人なら、痩せたい人に向け情報を発信する。このような思考が稼ぐためにはとても重要です。
つまり「ダイエット」は太っている人向け、という固定観念だけでアフィリエイトページやランディングページを作っても、訪問者のニーズと一致しないかぎり購入には至らない。
短期間で痩せたい人もいれば、痩せた体重を継続したい人、リバウンドが嫌だから少しずつ痩せた人 etc... ダイエットと言ってもユーザーのニーズは様々です。
以前にも話しましたが、キーワードツールやサジェストツールを使いどれだけ多くのユーザーを集めたところでそれに比例して成約率が上がるものではありません。
なぜなら購買意欲のないキーワードでアフィリエイトページにたどり着いたとしても、ダイエットの方法を知りたい人にはそのページは全く意味をなさず数秒で離脱となる。
たアフィリエイトページでいくら集客できても、販売者のランディングページと整合性がとれていないと成約にはいたらない。稼げない人や、早く稼ぎたいという思いばかりが先行してしている人がやってしまいがちなミスです。
販売ページでは「短期間で痩せ引き締まった体に」というコピーなのに、アフィリエイトページでは「徐々に痩せて綺麗な体に」という情報を発信していれば、販売ページに訪問したと同時に離脱するのは当たり前です。
キーワードツールを使い複合キーワードを選定したとしても、ユーザー側からすれば全く意味のなさないページということになる。
キーワードツール以外にも、アフィリエイトを行なっていくにあたり便利なツールは沢山ありますが、そのような方法は誰もがやっているのですから稼げるわけがないと思ったほうがよいでしょう。キーワードツールなどで検索結果数を見て、選定する方法を卒業しない限り秘訣もつかめないでしょう。
ターゲットありきのキーワード選定が重要
ではどうすれば良いキーワードを探し出すことができるのか...?それは「キーワードから入らない」ということです。たとえば「ダイエット」なら、そこからいろんなキーワドを拾った後に複合キーワードを探すことをやめることです。
この行動には意味がありません。客観的に物事を捉えることができる人なら、この行動に意味がないことがわかるでしょう。ダイエットで検索する人はさまざまで「ダイエットの方法を知りたい人」「ダイエットがうまく行った人を知りたい」「ダイエット後の体の影響を知りたい人」 etc...
その全ての人があなたの商品を欲しいのかといえば、成約につながらないとうことがわかるでしょう。あなたの商品は誰をターゲットとしているのでしょうか?
あなたがユーザーの立場でもしダイエットのサプリメントを探していたとして、たどり着いたページがダイエット方法の本の販売ページだったら購入するでしょうか?
そのページを読んでいくと確かにあなたの欲しいサプリメントについて多く語られているのですが... あなたにしては全く意味をなさないページとなります。そうです、ターゲットを絞らないかぎりあなたの紹介する商品は売れないのです。
まず最初にやらなければいけないことは、広告や販売ページで強く打ち出している訴求ポイントを見つけ出しそのキーワードをリサーチすることです。つまりキーワード選定前に、まずは誰に向けて(ターゲット)そのキーワードを使うのかを決めることです。
そこが理解できていなければいくらキーワード選定しても意味がなく、最初から中身の内容とズレた状態となってしまう。はじめにターゲットを絞り、誰に向けて発信するかを決めずにキーワードから入ってしまうので、内容もバラバラでどう提案していけばいいのか分からなくなってしまうのです。
稼げない... そして楽な方法の、日本語・中古ドメインを使い「商品名+ヤフー・楽天」などで上位を狙い稼ぐやりかたSEOばかり気にした単発的にしか稼げない方向へ思考が行ってしまい... 稼げない... 稼げない... さらに負のスパイラルへ... これこそ本末転倒です。
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サジェストツールなどを使うことが悪いのではなく、キーワードを探すために毎回頼ってしまうことに問題があると言えます。あなたがリサーチしたキーワードが複合キーワドとして出てこなくてもいいのです。なぜならユーザーはいろいろなキーワードを使い検索しているのですから...
あなたのアフィリエイト商品を必要としていない人を、集客したところで稼げるわけがありません。誰に向けて情報を発信するかを明確にするため、しっかりとリサーチを行えばターゲットも決まってきます。
アフィリエイトは、一度サイトやページを作り稼げなければ終わりではありません。そのサイトを育てていく意識が必要です。実際に作ってみなければわからない世界ですので、テストのつもりで作りダメなら改善を重ね育てていきましょう。
検索されていないキーワードを使いサイトを作っていても、そのキーワードでアクセスしてくる人も多々います。これがニッチ(隙間)というもので、これで稼いでいるアフィリエイターも多くいます。
キーワード選定SEOは程々に中身で勝負
キーワード選定は、検索経由のアフィリエイトで重要なのは確かです。しかし上位表示できれば稼げるというのは間違いです。キーワード選定の前に、そのキーワードを使う人の気持ちを考え反映させることが優先です。
上位表示ばかりを狙い作っているとページの中身とズレが生じ、キーワードで集客出てきてもなかなかコンバージョンにつながらないという結果になってしまう。稼げないと焦りが生まれ、だんだんと間違った方向へ…
稼げないのは、サイトやブログが上位表示されないことからSEO対策ばかりに力を注いでしまうからです。キーワードはあくまで最初の入口と考えた方がいい。アフィリエイターによっては、キーワード選定が全てと言う人もいるが、僕はそうは思わない。
確かに重要ではあるけど全てではない。なぜならキーワードでいくらアクセを呼びこんでも、ターゲットを絞りこめていないと売れる可能性は低い。
テクニックを使いアクセス数を集めれば稼げるという甘い世界ではない。キーワードの属性とコンテンツにズレがあると、アクセスはあるのに商品は売れないということが起きてくる。
ここからが、アフィリエイターが稼げるか稼げないかの分かれ道となってくる。稼げないアフィリエイターは、テクニックやSEO対策に時間を使いだす。SEOは気にしだすときりがない。
そこに時間を費やすなら、サイトやページの訪問者に対してどういう流れでコンテンツに導きコンバージョンまで結びつけるか、そういう導線に時間を使い差別化したほうが良い結果が得られ、サイトも稼げるサイトに育っていきます。
安定して稼いでいるアフィリエイターのページは、ビッグキーワードが全てではない。個別ページでいろんなキーワードを使いコンバージョンにつなげているので、表面上の入口だけを参考にしても結果、売れるキーワードとは限らない。
SEOばかりを気にしてしまい、キーワードに振り回されていませんか?ただやみくもにキーワードを埋め込み、ページを量産すれば稼げるという甘い世界ではない。
稼ぎ続けるために労力を使うなら、リサーチして決めた属性に対しどんなコンテンツを作っていくかに頭を使ったほうがいい。
あなたならどうでしょう... 役に立たないブログやサイトに訪問したとして、そこから商品を買おうと思いますか?役に立たないサイト、つまりこういうサイトは google も嫌うので、検索結果にも影響がでます。
役に立たないコンテンツで訪問者が直ぐに離脱するようなページで上位表示できたとしても、google は滞在時間も評価の対象としているので検索結果にも影響がでます。
アフィリエイトで稼ぐ方法はいろいろあるが、長期的に継続して稼ぎたいのであれば訪問者にとって有益な情報を発信して、しっかりと足場を固め土台を作りながらサイトを育てていってください。そうして作り上げたサイトは、必ず資産となっていきます。