「心の回復＠ストレスを溜めない方法」当サイトでは、心労やストレスから来る心の疲れを溜めない方法及び、溜めてしまった心労やストレスの回復方法を紹介しています。ストレス無縁生活してみませんか？
心の疲れ、ストレスについて
「心の疲れ＝ストレス」というように、私たちの生活を取り巻いているのがストレスです。職場及び家庭の人間関係から生活環境であったり、満員電車や人混みなどの生理的な不快感など...
ストレスを溜めず上手く付き合うには、立ち向かおうと頑張ったり克服しようとするよりも、上手くかわすことのほうが重要です。当サイトではストレスについて知り、その症状について触れながら日常取り入れたいストレス発散方法や、リラックス方法について考えてみたいと思います。
- ストレスとは？
- 心の回復の方法とは？
よいストレス、悪いストレスを知る
心の疲れとストレスは密接な関係にあります。
ストレスは、体や心がうける刺激と、その刺激に反応した状態を指します。
適度なストレスのときは、「少々辛くても頑張ろう」と思えたり、「気を取りなおしてもう一度」など、回復することができるのです。現在の、私たちの日常はストレス過剰な状態にあるともいえます。
朝起きてから就寝まで、職場や家庭内で嫌な気持ちや不快になることが多いです。これを放っておくと、心身症など体調不良を起こしたり、悪化すると、神経症やうつ病を引き起こしてしまうこともありえます。
気温の変化など、生物として感じる情報も、誰かに褒められたり、励まされたりするのも、考え方によってはストレスです。疲労度が大きいときは気温の変化についていけずに風邪をひきやすくなります。
また、褒めらたり、励まされたりすることも逆に負担に感じることもあります。一言にストレスと言っても、どのストレスが良くて、どのストレスが悪いかは、その人の感じ方によるところが大きいと考えられます。
やる気や、挑戦しよう思う気持ち、反省から学んだり、ストレスは私たちをよりよくしてくれるための刺激でもあります。それが負担や重荷に感じてしまう時、ストレスはマイナスに働いてしまいます。
疲労度が濃いときは、これ以上、刺激してほしくないというサインです。それを無視して継続したり、責めたりするのは危険です。心の疲労回復は「心が疲れているのかな」という、自覚から始まります。心の疲れを無視しないことが非常に大切です。
疲れ？たちの悪い自律神経失調症？
疲れとの関係が深いものに自律神経の失調があります。自律神経とはどのようなものでしょうか。私たちは特に意識しなくても、身体は必要な活動をしてくれています。
心臓や内臓の働き、体温調整、栄養を取り入れ、不要なものを排出しています。この働きが自律神経の仕事となります。基本、働きを活発にするのが交感神経で働きを落ち着かせてセーブするのが副交感神経です。
この両者がバランスをとることで、体も心もスムーズに生きていけます。ところが、ストレスや疲れにより自律神経を乱してしまいます。便秘や下痢、胃痛や頭痛などはっきりとした症状、だるくて疲れがとれない、冷えがひどい、眠れないなどの症状もあります。
疲れを感じたときは、自律神経のバランスが悪いことが多いです。自律神経の乱れが悪化し、調子を失うのが自律神経失調症です。女性の閉経後に起こる更年期障害も、自律神経のバランスの崩れが原因といわれています。
自律神経失調症が辛いのは、症状がコロコロ変わるなど完治した思えばまた再発することです。日常に支障をきたすため、きつさやしんどさを覚え、心の調子も崩しやすく、不安定になりがちです。自律神経が調子を崩すと「日常にうまく適応できません」というサインでもあります。それは、身体と心全体の大きな疲れです。
仕事を頑張りすぎて生活を疎かにしたり、悩み事及びストレスを溜めた結果など、人により原因は様々ですが、日々の生活のどこかでやりすぎていることや、無理していること、バランスの悪いところはないでしょうか。生活習慣や自分の心のバランスを見直すことで、自律神経も徐々に整っていきます。
ストレスを減らす方法
日々のストレスから回復、心の疲労回復を... 自分のための時間は、日常生活や仕事などに忙殺されてしまいがちです。
そこで、ストレス回復方法をいくつかとりあげてみたいと思います。
自己防衛のためにも、ストレスから距離をおき、「休めるときに休む」というスタイルが必要です。ストレスを溜めやすい人の共通点として、お願いごとや頼まれごとを断れない性格の人が多ようです。必要以上に引き受けない・抱え込まないこと。
それには、上手にかわすこと、忘れるようにすること、自らストレスのもとを作り出さないようにすることが大切です。数多いストレスを、自ら引き寄せることがないように... 仕事中などストレスを感じたら、少しの時間でもその場を離れて外の景色などを眺めるのもよいと思います。小休止でも、休憩を上手に作り出しましょう。
仕事以外でなにか夢中になれることを探しましょう。以前からやりたいと思っていても、「いつかそのうち」になり、なかなかできていないのではないのではないでしょうか？趣味をもつと、仕事以外でも自分を表現できるため、ストレスの発散になります。
趣味に打ち込むと、反対に疲れるかと思いがちですが、意外と気力や元気が湧いてくると思います。日々多忙で時間の確保は難しいと思いますが、まずは週末の数時間だけでもはじめてみましょう。職場や家庭以外の居場所がみつかり、新しい友人もできると思います。
心と体の解放が必要です。呼吸を深く行う、自律神経を整える効果がある「呼吸法」などもよいです。大切なのは、「自分にとってリラックス」ということで、「心の疲労回復」には、アロマオイルやヒーリングミュージックと考えがちですが、ロックを聞いて叫んだり、スポーツをして汗を流すことの方が「癒し」につながるという人もいます。
心の疲れがとれる、元気がでると感じることがらは人それぞれと思います。自分に合う方法で、心と体を開放してください。
感情や表情でリラックス
ストレスの要因の一つに、感情の抑圧があげられます。日常生活では、ストレートな感情を出せないことがほとんどです。八つ当たりや、過食などよくないストレス解消にならないよう、感情を開放できる方法を試すのもよいと思います。
日々の日常で本音や言いたいことを我慢していることが多いのが現実です。大声を出すことですっきりしますが、場所を選んでしまいがちです。そのような場合、声を出すだけでもストレス発散になります。長電話をしてみたり、一人でカラオケに行ってみるのもよいかと思います。
笑いはとても正直な感情で、お腹の底から笑うのはストレス解消になります。「笑い」は自律神経のバランスを整え、癌になりにくいという研究結果もあるほどです。くすくす笑うのもＯＫ。ＴＶなど見て笑うのでもＯＫ。「最近笑ってない」感じたら、笑いを取り入れてみてください。
涙で感情が解放されることは、科学的にも実証されており、涙を流すことで、副交感神経が働き、落ち着きを取り戻す脳内ホルモン「エンドルフィン」の作用が認められています。感動する本を読んだり、映画を見るなど、今までで感動したことや思い出を振り返るのもよいかと思います。泣くことによりリラックスにつながります。
専門家の助けを必要とするときは
自分では気が付かなく、心の疲れは分かりづらいものです。また、はっきりとした原因を特定することが難しく、人により感じ方が違うこともあり、ケースも異なります。自己分析だけでは不安や心配です。周りに言えないこと、一人でかかえこまず、そのような時は専門医に相談してみましょう。一緒に考えてもらえると思います。
- 心療内科
「ストレスでの胃潰瘍」「不安などでの腹痛」など、心の症状が身体に影響を及ぼしていると感じたときにかかりたい科です。症状に合わせた治療法や薬を処方してくれます。心のケアや精神的な治療も行い、内科医が担当であれば体の症状について詳しく対応できますし、精神科が担当であれば心のケアを専門的に行っていただけます。症状にあわせて訪れたらよいと思います。
- 精神科 (神経科・精神神経科)
「ショックな出来事などで不安感が
募ってなくならない」など、主に心の症状を扱う科です。入りづらいイメージがありますが、場所によっては「心療内科」と一緒の病院もあります。薬などの療法や、心理療法などで回復させていきます。
- 通院について...
これら科は独立開業や、大型の病院などに設けられており、通院する人を配慮し、不安感がないデザインや空間づくりを実践しているクリニックもあります。予約を入れ、初診時は少し時間がかかることがあるため、時間に余裕を持ち受診しましょう。
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